借金問題

泣いて謝る

一昔前に、借金返済の苦しみから逃れるために、一家心中や自殺、夜逃げなどの手段を選択する人が続出した時代がありました。当時は、金融業者に対する法的規制が現在ほど厳しくなかったため、かなり高い金利で貸し付けを行っている業者が大半でした。借りたお金は必ず返さなくてはなりませんので、高金利の借金をすればその返済に苦しむことになるのは自明の理です。しかし、わかってはいても当座の窮状を凌ぐために、どうしてもお金を借りざるをえない人がたくさんいました。その結果、最悪の結末を迎えるハメになってしまった人が大勢いたのですが、社会的な大問題になりました。事態を重く見た政府が法制度の整備を進めたため、借金問題で苦しんでいる人たちが救済される道が広がりました。ただし、どのような方法を取るにしても、専門家のサポートが必須になります。現在も借金問題で苦しんでいる人がたくさんいますが、今後、弁護士等のサポートを受ける人がさらに増加するだろうと予想されています。

借金問題を解決する方法の1つに、債務整理という方法があります。債務整理には、任意整理、民事再生、特定調停などの種類があるのですが、任意整理を行うと金融業者から過払い金を取り戻せるようになることがあります。そのため、最近は、債務整理サービスを提供する法律専門職が増加してきています。代表的なのは、弁護士や司法書士が提供している債務整理サービスです。特に、弁護士の場合は、過払い金の額に関わりなく訴訟代理人になることができるため、多くの人が利用しています。司法書士の方がサービス料金が安いので、あまり深く考えずに司法書士の債務整理サービスを利用する人がいます。しかし、司法書士の代理権には制限が付されていますので、注意する必要があります。過去に多額の借金をした経験があり、取り戻せる過払い金の額が高額になりそうな人は、弁護士に相談してみる方がよいでしょう。